小林麻央さんご逝去で思い出す父のこと

2017年6月25日日曜日

小林麻央さんご逝去で思い出す父のこと


小林麻央さんが、ついに先日ご逝去されたとのこと。

自分は主に旅ネタばかり書いておりましたが

思うことがあり、生意気にもコメント





麻央さんご逝去の速報を見たとき

ついにこの時が。。。

と他人ごととは思えないほど悲しくなりました。



小林麻央さんは私と同じ34歳

やり残したことはたくさんたくさんあるはず

幼い子を残し他界することの無念さは計り知れず

またご遺族にとっては想像できないほどの悲しみでしょう。




それでも海老蔵さんに『愛してる』と言い遺し旅立ったという

その強烈なまでの愛情に胸が張り裂けそうになりました




海老蔵さんもまた

気丈に日常通り振る舞い、舞台に立ち続けたといいますから

その精神力たるや驚きです。






私は2年半前に父をガンで亡くしております。

その記憶が、以前からの一連の麻央さんのニュースを拝聴し、うっすら重なりました。




父は麻央さんより30年も長く生きましたし、社会への影響力も麻央さんには遠く及びませんので

状況を比べるにはあまりに失礼だと重々承知ですが



それでも大切な人を病気で失う悲しさは

言葉では言い表せないものがあり


残された者として海老蔵さんの辛さをわずかばかり察しながら

父が他界した当時のことを思い出してしまいました。





父の他界に際し、私が悔やみに悔やんだ末、自分に言い聞かせていること



人生においては何が起こるかわからない

今この瞬間を大切にし

悔いのないよう過ごすことが大切

大切な人には大切だと恥ずかしがらずに伝える

そして正面からみんなと向き合う






こんなことを考えた私は、そこそこ待遇の良かった会社員を辞め

プロスキーヤーに転向し、世界一周の旅に出たのです

いつ終わるともわからない自分の人生に後悔したくなかったから

そして生活の安定は無くなりますが、全力で生きたかったから




ひとに大切だと伝えることも

ひとに正面から向き合うことも

30代で会社を辞めることも

日本人は苦手で、不道徳とされることさえあります。

でも私は父を亡くした時に、悔やみきれないほど後悔しました。

なので、後ろ指差されようとも、この姿勢を貫こうと決めました。





どんな人にでも、いつかはお別れがやってきます

葬式の知らせは、テレビの向こうのニュースでも、回覧板の案内でも、隣の町かどの家の出来事でもなく

いつか自分の身のに起こります

必ず



それはいつかはわからない

50年後かもしれない

もしかしたら来週かもしれない

でも必ずやってきます



そして大切な人には

毎日会えるかもしれない

月に1度は会い続けられるかもしれない

明日が最後の面会かもしれない

もしかしたらもう今後会えないままお別れを迎えるかもしれない





いつ

誰に

どんなお別れがやってくるか

誰にもわからない

でも必ずお別れはやってきます





繰り返します

今この瞬間を大切にし

悔いのないよう過ごすことが大切

大切な人には大切だと恥ずかしがらずに伝える

そして正面からみんなと向き合う






変な話ですが、幸いにも父には余命宣告がありました

病気で亡くしてまでも幸いと言えるのは

突然の別れではなく、覚悟しながら時間を共に過ごせたから

そして残されたタイムリミットを知ることにより

過ごし方や考え方が変わったからです



そのおかげで父の長年の夢であったアラスカ・カナダユーコンの旅を

病に蝕まれた体に無理をさせ、命を懸けて一緒に敢行することができました

そしてそれまでの父への無関心を悔やみ

不足しながらもできる限り親孝行したつもりです

(※それでも自分は無力で、何も成し遂げていない。。。)


今となっては、闘病を経て、幾つも貴重な体験ができたとさえ思います









麻央さんも余命宣告を受け、それに贖うように

1日1日を必死に生きたんだと思います

病状に苦しめられながらも

日々目標を持ち

目の前のことや、会う人全てにまっすぐ全力で向き合ったんだと思います



父の最期も強かったですが

麻央さんは本当に強い生き方だったのでは、と想像します



その強さを讃えるとともに

我々凡人はその生き方を少しでも見習うべきです



あなたが虚しく過ごした今日という日は、 きのう死んでいったものが、あれほど生きたいと願った明日だ

※「カシコギ」という題名の韓国で2002年に大ヒットした小説より引用される名言



我々には明日が当たり前にやってくるので、つい時間を無駄に過ごします

父も麻央さんも

病床で強く強く明日が来るのを願ったはず




なのに私は、その明日を何度も何度も迎えているにもかかわらず

必死に生きている自信がない

それは父にも麻央さんにも失礼であって

二人のようにもっともっともっと必死に明日を求め

もっともっともっともっと毎日を全力で生きるべきだと

改めて思ったのです



麻央さんのご逝去にご冥福をお祈り申し上げるとともに

かつての激情を思い出し

改めてスタートしたいと思います。



そしてこれまで以上に

みんなと向き合い、みんなとの時間を大切にしたいと

そう考え直した日でした。







私ごとですが先日ウェディングパーティーを終え

笑いあり涙ありの感動の連続だったため

最近感情が高ぶっており、文章が感情的かつ長くなってしまい

申し訳ありません。






ついでですが

父が他界したのは2年半前

最近の話ですが、こんなタイミングで浜松市役所よりある通知が来ました


また税金か何かの請求書かと思いきや

父が支払った高額医療費の還付金のお知らせ

要は父にかかった医療費が過払いなので払い戻しがありますよ

という案内


2年半も経っているので、父の手続きや支払い関係は全てとっくに終わっています

なのにこんなタイミングで。。。?


首を傾げながら書面に視線を落とすと

驚くことに払い戻し額は

今回のパーティーで用意したウェディングドレスとぴったり同じ額



結婚を誰より楽しみにしていた父からの

最後のプレゼント

天国からの奇跡のプレゼント

そう思わずにいられませんでした。

ありがとう。




ここまで書いたので、しつこいついでにもうひとつ

私は大学卒業後、奨学金の返済をしていました。

就職から6年半が経ち、あと半年で完済というタイミングで

父は他界しました


もちろん父の死は奨学金とは関係ないので

その後も返済のために毎月6万円を振り込んでいました


ところが、最近どうも口座から奨学金振込額が引き落とされていない

そう気づき、なにか不渡りでも起こしたのかと不安になり

銀行を訪ねました




窓口の方が調べてくれた結果

不渡りどころか、すでに全額繰り上げ完済されているというのです


え!?


何かの間違いではないかと耳を疑いました

行員はこちらの反応を伺いながら続けました






支払い名義はお父さまです






父が他界の数週間前に銀行の窓口を訪ね

残りの全額を完済していったという記録が残っていたのです


病院を一時退院したタイミングで死期を悟ったのか

最期のチャンスだと思ったのか

痛みとむくみでうまく動かない体を引きずり

ひとりで銀行に赴き

わざわざ私のケツを拭ってくれたのです



その思いとその強さとその優しさを想像した時

涙が止まりませんでした。



それでも

『ありがとう』

そんな簡単な言葉すら

もう父には届きません



後になっては何も伝えられないし

何も聞けません



どうやら人が死ぬとは

こういうことなのです



こんなことを思い出し

これまで以上に全力で人と向き合おう

そう思い直した週末でした。








麻央さんありがとう。

テレビでその人生と人となりを知れば知るほど

素敵で美しい人だったんだなと思いました。

どうぞ安らかに。












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