【速報】美しい国 ジンバブエにてクーデター!

2017年11月16日木曜日

【速報】美しい国 ジンバブエにてクーデター!



昨日深夜、無事帰国いたしました。

ブログ上では時系列に沿って記事を執筆しており、次は【11/3】の南アフリカだったのですが

なんと帰国したタイミングで、滞在していたジンバブエにてクーデターが起こりましたため、急遽そちらを一旦執筆させていただきます。



今回の旅では、ただサーフィンをするだけでなく、ただ各地を回るだけでなく、

時事問題や社会問題にも触れながら旅しておりました。





ジンバブエではハイパーインフレのため経済が崩壊しており、現地の人にも聞き取りをしてきたばかり。

その矢先、軍によるクーデターが起こり、治安や情勢が不安定になっております。



ジンバブエで知り合った旅人やローカルのことが気がかりです。








●そもそもジンバブエとは


南部アフリカの内陸に位置する小さな国

世界三大瀑布のひとつに数えられる、ユネスコ公認世界遺産『ヴィクトリア・フォールズ』を擁する

多くの民族が共存し、多様性に富んだ動物が生息する美しい自然が魅力







●ジンバブエの歴史



太古の時代は、ヴィクトリア・フォールズであるザンベジ川のやリンボボ川などの水運を利用し、

王国を築き、かなり大規模な交易を行なっていたようである。


その後、他のアフリカ諸国同様、イギリス領南アフリカ会社に統治され、イギリス植民地となった。



第二次世界大戦後、世界各地で脱植民地化の流れが巻き起こると、ジンバブエ(当時の国名はローデシア共和国)でも例外なく独立運動が本格化。

加えて、白人を中心とするローデシア共和国と黒人国家とで独立時の覇権を争うゲリラ戦まで勃発し、黒人の民族解放は困難を極めた。


それでもイギリスが調停に割って入り、1980年 黒人国家『ジンバブエ共和国』が誕生したのだった。

たった37年前の話。

そんな最近まで奴隷とか紛争とか国家樹立とか

そういうことの為に戦う人がいたなんて、平和な日本にいては気づきません。

(それでも現在でも紛争地域は多数)




さて、その1980年独立当時の立役者にしてヒーローが、初代首相ロバート・ムガベ氏。

(現在もまだ大統領として君臨)

当時は大統領と政治執行機関である議院内閣も存在し、各権は分立していました。

ところが1987年、ムガベ氏は大統領となり内閣も首相も廃止し、権利を集約します。




当初は親欧米路線で経済成長も著しく、白人との融和政策を推し進めていましたが、独裁色を強め始めてしまいます。


隣国コンゴの内紛に乗じてダイアモンド鉱山確保に走ったり

白人農場を強制収用し、黒人のものに再分配するなどし、国際批判を招きます。



そして欧米諸国からの経済支援はストップ

白人の農業技術も失われ、経済、医療、教育、全てが悪化

コレラの発症まで招き、失業者は街に溢れ

結果として国家は転覆


200000000%という、史上最悪のハイパーインフラを招きます。

ところが大統領反対派に対し弾圧まで始め、その独裁政治は今でも続いています。

(世界の国家主席中最高齢92歳)



●クーデターに至った経緯



ムガベ大統領は、国家を混乱に陥れたことは顧みず、大統領選の度に不正を働き再選を続けます。

そして自身はダイアモンド鉱山や財団経営で得た利益を元に、モザンビークなどにある別荘暮らしを楽しんでいるそうです。


前回の大統領選でも支持率で先を越されていた野党第一候補を弾圧して再選を果たし

今回また大統領選を前に、候補者の一人であった副大統領を解任

事実上の粛清に出たとみられ、自身の奥さんに大統領の座を譲ろうとしました。

それがつい3日前の出来事


その行動にしびれを切らし、民意を汲んで反発した軍が、大統領を軟禁したのが今回のクーデターです。




現在首都ハラレでは軍部が主要道路を封鎖

状況は不安定化し、元首国イギリスでは万事に備えるよう駐在員に勧告

日本の外務省もジンバブエへの不要・不急の入国を控える注意喚起を発令しています。





●現地のハイパーインフレ


さて以上が私が現地で集めた情報と、現在起こっている実情な訳ですが


そもそもこのハイパーインフレ

これスゴイことになっていたのです。

中央銀行は是正に是正を重ね、貨幣の刷新を続けた結果、以下のような紙幣が登場しました。





!!!


$ 100,000,000,000,000

もはや0ばかりが並び、ネタのような

オモチャのような紙幣ですね。



よくわかりません。


日本語にすると百兆ジンバブエ・ドル

あまり口にすることのない数字に、舌が驚いて回りません 笑



この高額紙幣で買えたのは、スーパーの食パン1袋だったそうです。

USドルにしてたったの 1ドル  (¥115)


いかにインフレが酷かったかがわかるエピソードです。


そしてついに政府はジンバブエ・ドルを廃止


現在ジンバブエの貨幣は、

・USドル

・南アフリカ・ランド

・EURO

・中国元

・ボツワナ・ブラ

以上ならなんでもアリというメチャクチャな国になっています。

貨幣をミックスして支払う事も可能でした。



●現地の世相


ハイパーインフレを経験し、もはや貨幣や経済への国民の信用はゼロ

そんな矢先に大統領選を控え、国民は何か起こると予測していました。

その結果、銀行もアテにされず、預金残高なんて残しても仕方のない状況に。

安定感の高いドル紙幣を手に入れようと、国民がATMや銀行に殺到していました。







当初は自分もなんのことかわからず、眺めていましたが、今思えば僕が滞在していた時から事態は動いていたことになります。




みな異口同音で言うのは、大統領の独裁政治への不満

失業率の高さへの不満

医療へ不満

ハイパーインフレへの失望



なんだかつい先日まで話していたことだっただけに

知り合ったみんなの顔が浮かび、心配になります。










●美しい国ジンバブエ


ヴィクトリア・フォールズ

遺跡

像やマントヒヒが躍動する大自然

優しく勤勉な国民

美しいものがたくさん溢れるジンバブエ

どうか平和に無血解決を!











そして日本はジンバブエから何か学べることがあるのかも

独裁政治の行く末は目に見えています。

国民は政治への関心を高め、常に政治を監視する義務があります。

愛する日本をより良い国にするために



我々も地球の反対の出来事と見過ごすのではなく

日本の将来に関心を持ち、各々自国のあるべき姿を考えながら、平和を願いたいものです。

















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